No Nukes 原発ゼロ

福島原発事故を契機に「原発」及び「気になるニュース」をキーワードとした情報収集を始めました。私のスクラップブックです。(by iwane)

カテゴリ:●知っておきたいこと > 沖縄・米軍基地

2017年11月6日 06:01

 トランプ米大統領が就任後初めて日本を訪れた。6日は日米首脳会談に臨む。親密な関係で知られる安倍晋三首相は、トランプ氏の言いなりにならず、言うべきことはきちんと主張することが肝要だ。

 沖縄関係では、米軍普天間飛行場所属のヘリコプターCH53Eが東村高江の牧草地に不時着し炎上した事故について、厳しく追及すべきだ。

 事故は住宅まで数百メートルの近さで発生した危険極まりないものだった。その上、米軍は政府要請を無視して同型機の飛行再開を強行した。これに強く抗議するのは、国民の命を守る政府として当然だ。

 事故原因はいまだ究明されていない。飛行再開に対して小野寺五典防衛相は衆院選中は「遺憾」と非難したが、選挙が終わると変節し、米軍の言い分をうのみにした。

 「日本を取り戻す」「この国を守り抜く」と国家主権を強調する安倍首相だからこそ、米国のリーダーに直言できるだろう。事故の原因究明と、日本の主権を踏みにじられた飛行再開をいさめるべきだ。

 今回の事故では、県警が現場検証もできなかった。日米のガイドラインで定められた規制線に阻まれ、事故機に触れることさえできず、物証である機体残骸が米軍に持ち去られた。

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2017年10月26日05時00分

 これが、首相がいう「深化した日米同盟」の姿なのか。

 沖縄県東村(ひがしそん)高江で炎上した米軍ヘリコプターの同型機が、事故原因不明のまま、わずか1週間で飛行を再開した。

 「安全が確認されるまで停止が必要」と唱えていた小野寺五典防衛相は、その意向を米軍に完全に無視され、「遺憾だ」と述べるだけだ。政府の無力と無責任ぶりが、際立つ。

 飛行再開の4日後に行われた衆院選では、県内の四つの小選挙区のうち三つで野党系候補が当選。比例区の自民党得票率は22・4%と、全国平均を11ポイント近く下回り、最低となった。

 民意を無視して政権が米軍普天間飛行場の辺野古移設を進めてきたことに加え、事後対応を含む今回の事故への怒り、反発がもたらした結果といえる。

 安全策が講じられなければ、いつまた事故があるともわからない。県議会や村議会の決議に続き、翁長雄志知事が高江地区周辺のヘリパッドのうち、住宅地に近い3カ所の使用中止を求めたのは当然だ。

 この事故をめぐっても、「沖縄は依然として米軍の占領下にあるのか」と思わせるような光景が繰り広げられた。

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2017年10月19日05時00分

 沖縄における衆院選最大の争点は、引き続き米軍の普天間飛行場問題だ。名護市辺野古への移設阻止をかかげる翁長雄志知事を支持する「オール沖縄」勢力と、容認の自民候補者が4選挙区すべてで対決する。

 移設の是非がはっきり争われた3年前の名護市長選、県知事選、衆院選、そして昨年の参院選は、いずれもオール沖縄側が制した。それでも政権は辺野古の海の埋め立てに突き進む。

 くり返し示された民意は何だったのか。選挙による意思表明が通らないなら、どんな方法をとればよいのか。沖縄は、失望といら立ちの中にある。

 日本の安全保障政策を考えれば、沖縄には受け入れてもらうしかない。歴史や地勢上の特殊要因があるからやむを得ない。そう考える候補者や有権者も、少なくないかもしれない。

 だが、辺野古が突きつけているのは、基地を造るかどうかという問題だけではない。

 中央政府が強大な力を行使して、特定の自治体に重い負担を迫ってきたとき、その自治体はどう声をあげ、いかにして住民の生命や財産、環境を守るか。地方自治にとって根源的なテーマが問われている。

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2017年10月15日05時00分

 沖縄の悲鳴と怒りに、衆院選にのぞんでいる政党・候補者は改めて耳を傾け、それをわがこととしなければならない。

 米軍の大型輸送ヘリコプターが東村(ひがしそん)高江の民家近くに不時着して炎上した。13年前に沖縄国際大に墜落した同系機だ。

 翁長雄志知事や地元の住民は強く反発している。政府が米軍に対し、原因の究明や飛行停止を求めたのは当然である。

 だが安倍政権はこれまで、その「当然」の措置すら、しばしばうやむやにしてきた。

 オスプレイが普天間飛行場に配備されて今月で5年になる。24機体制に拡充されたうちの1機が昨年末に名護市の海岸で大破した時も、「機体に問題はない」との説明を受け入れ、飛行再開をあっさり容認した。そして先月、米軍が政府に示した最終報告書は、意見や提言の欄がすべて黒塗りになっていた。

 普天間のオスプレイは今年になってからも、豪州沖で墜落して3人が死亡したほか、奄美大島、大分、石垣島などで緊急着陸をくり返している。

 いったい何が起きているのか。原因は人為ミスとして処理されることが多い。ではなぜ、こうもミスが続くのか。

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