No Nukes 原発ゼロ

福島原発事故を契機に「原発」及び「気になるニュース」をキーワードとした情報収集を始めました。私のスクラップブックです。(by iwane)

カテゴリ: ●原発と対応

毎日新聞2017年5月25日 東京朝刊

 原子力規制委員会は福井県の関西電力大飯原発3、4号機の安全審査で、新規制基準に合格したことを示す審査書を正式決定した。

 関電の原発では、同県の高浜4号機が今月再稼働した。高浜3号機も来月再稼働する予定だ。

 地元同意が得られれば、年内にも原発4基が稼働する体制が整う。

 関電は最終的に、老朽原発3基を含め福井県内に所有する9基を再稼働させる方針だ。大手電力会社の中でも原発回帰の姿勢が際立つ。

 だが、事故に備えた自治体の住民避難計画は不十分なままだ。

 大飯原発と高浜原発は十数キロしか離れていない。自然災害などで過酷事故が同時発生すれば、対応は一層困難になる。原発集中立地の問題は規制委も今まで真剣に検討してこなかった。そうした状況にもかかわらず、関電が原発再稼働を相次いで進めることは、認めがたい。 

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2017年5月19日
 
 二転三転の高浜原発再稼働。国も司法も電力会社も自治体も、その責任を負えないまま、福島の事故究明や避難計画の実効性、何より住民の不安を置き去りにしたままで、原発が次々息を吹き返す。

 昨年春、大津地裁は滋賀県住民の訴えを入れ、関西電力高浜原発3、4号機の運転を差し止めた。

 原発を動かすならば、事実上のゼロリスク-、すなわち福島の事故原因に基づいた、完璧に近い備えがいるとの判断だった。

 前年の暮れ、福井地裁は「絶対的安全性は想定できず、危険性が社会通念上無視できる程度まで管理すべきだ」と、真逆の決定を下していた。

 再稼働のよりどころとなったこの三月の大阪高裁の判断も、これと同様、ゼロリスクの追求はできない、しなくてもいいという考えに立つと言えるだろう。「想定外」なら仕方がないということだ。

 従って高浜原発は、重大事故の危険を残したままで、再び動き始めたということだ。

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2017年5月19日05時00分

 福井県の関西電力高浜原発4号機が再稼働した。関電の原発が動くのは16年3月以来で、3号機も来月上旬に続く予定だ。

 2基の運転を禁じた大津地裁の仮処分は大阪高裁が取り消した。大飯原発3、4号機も原子力規制委員会の審査が事実上終わっており、関電は今年秋の再稼働を目指している。

 ただ、事故時の住民の安全確保や使用済み核燃料の処分といった、根本的な問題は何ら解決されていない。なし崩しの再稼働に改めて反対を表明する。

 高浜原発の30キロ圏には約18万人が暮らす。関係自治体と国は事故の発生に備えた広域避難計画をまとめている。

 しかし昨夏の避難訓練では、悪天候時にヘリや船が使えず、一部地域が孤立する恐れが浮かんだ。いざとなれば避難者の車が殺到し、渋滞で逃げ遅れるのではとの懸念も根強い。

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かっちの言い分 2017/04/17 21:23

米山新潟県知事が、柏崎刈羽原発について、再稼働は必要ないと述べたと聞いた。米山氏は新潟県民の命を守る本物の知事と思った。それに対して、当初原発再稼働反対を唱っていた鹿児島県の三反園知事が、完全に変節して、再稼働を正当なものとした。

三反園氏はテレビ解説者として偉そうなことを言っていたが、訳の分からぬ理由付けで、再稼働を強行した。

米山知事が、日本最大の原発基地であり、東電最大の電力供給基地の再稼働を止めていることは、知事として相当の意志を要する。国、市、原子力ムラ、東電等から様々の圧力が掛かっているはずである。それらの圧力を排除して、「再稼働は必要ない」と言うことは勇気が要る。

米山知事は、「もう一回事故が起きれば、人も、お金も対処できなくなり、日本が終わるというのを肝に銘じるべきだ」と述べたそうだ。その通りだ。新潟は大地震の巣である。

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毎日新聞2017年4月3日 東京朝刊

 原子力防災上、格別に危険な場所に原発がある。そのリスクを考慮したとは思えない司法判断である。

 昨年再稼働した四国電力伊方原発3号機(愛媛県)について広島地裁は、住民らが運転差し止めを求めた仮処分申請を却下した。

 原発の沖合には国内最大級の活断層「中央構造線断層帯」が走る。さらに四国では南海トラフ巨大地震の発生が懸念される。大地震と津波に原発事故が重なる複合災害が起きてもおかしくないところだ。

 しかし裁判所は、具体的危険によって住民の人格権が侵害される恐れがあるとはいえないと結論付けた。

 決定は、東京電力福島第1原発事故後に策定した新規制基準と原子力規制委員会の判断が合理的かを見極め、いずれも不合理でないと認定した。これは、九州電力川内原発1、2号機の再稼働を認めた福岡高裁宮崎支部決定に沿った判断である。

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