No Nukes 原発ゼロ

福島原発事故を契機に「原発」及び「気になるニュース」をキーワードとした情報収集を始めました。私のスクラップブックです。(by iwane)

カテゴリ:●原子力発電所 > チェルノブイリ

毎日新聞 2016年3月15日
Texts by サンデー毎日
 
 東京電力福島第1原発事故から5年。福島県の調査で見つかった小児甲状腺がん患者は166人に上っている。国や福島県はチェルノブイリ原発事故の知見を理由に被曝との因果関係を頑なに否定するが、気鋭のロシア研究者が異議を唱えるのだ。

 2月15日午後、福島駅前のホテルで第22回「県民健康調査」(元「県民健康管理調査」)の検討委員会が開かれた。この日の主な議題は、これまでの調査を総括する「中間取りまとめ」だった。

 これまでの検査で見つかった166人もの小児甲状腺がん患者(切除手術を受けていない疑い例も含む)と事故による被曝(ひばく)との因果関係をどう評価するかが最大の焦点だった。

本来は100万人に1人か2人見つかるとされる珍しい病気で、現状は「多発」状態というしかない。国や県の公式見解に沿う形で、検討委の星北斗座長(福島県医師会副会長)らもこれまで、「考えにくい」という表現で、被曝との因果関係を否定してきた。

  この日の会議でも、星座長は「完全に否定はできないが」としつつ、因果関係を否定する従来の見解を踏襲。中間取りまとめ最終案では、「被曝線量がチェルノブイリ事故と比べてはるかに少ないこと、被曝からがん発見までの期間がおおむね1年から4年と短いこと、事故当時5歳以下からの発見はないこと、地域別の発見率に大きな差がないこと」から、放射線の影響は「考えにくい」とした。

原発再稼働に反対の方、応援クリックを!
にほんブログ村 環境ブログ 原発・放射能へ ⇒


続きを読む

毎日新聞2016年6月4日 02時30分

 1986年に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故の健康影響について、日本政府が東京電力福島第1原発事故後の2012〜13年に5000万円をかけて調査しながら報告書を公表していないことが分かった。

調査報告書は、国際機関の認定より深刻な健康被害があるとした現地文献を否定する内容だが、情報公開の専門家は「原発を巡る議論は多様で、意見は大きく分かれている。公費を使う以上、批判的な面からも検証する材料として公表すべきだ」と指摘している。【日野行介】

 この調査報告書は「チェルノブイリ事故の健康影響に関する調査報告書」。民主党政権末期の12年11月に文部科学省の予算で着手し、自民党の政権復帰後の13年3月にまとまった。

原発再稼働に反対の方、応援クリックを!
にほんブログ村 環境ブログ 原発・放射能へ ⇒

続きを読む

2016年4月27日(水)付

 旧ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原発で、史上最悪の事故が起きて30年がたった。

 人間には1世代にあたる長い歳月だが、放射性物質は今も現場周辺を汚染したままだ。

 爆発した4号機は核燃料を取り出すこともできず、コンクリートの「石棺」で覆われた。だが、それも老朽化し、かまぼこ形の巨大な新シェルターで石棺ごと覆う工事が進んでいる。

 子どもの甲状腺がんを始め、避難民や周辺住民の健康被害は今も続く。事故は継続中だ。

 原発の過酷事故をめぐり、チェルノブイリはさまざまな教訓を世界に示した。にもかかわらず、5年前には福島第一原発事故が起きた。人類はどこまで教訓をくみ取ったのだろうか。

原発再稼働に反対の方、応援クリックを!
にほんブログ村 環境ブログ 原発・放射能へ ⇒
 

続きを読む

2016年4月25日
 
 旧ソ連(現ウクライナ)でチェルノブイリ原発事故が起きてから二十六日で三十年になる。多数の死者を出し、事故で飛び散った核のちりは北欧やドイツまで広がった。その教訓は今も生きている。

 格納容器がない旧ソ連独特の原子炉だったため、核のちりが大量に放出された。秘密主義が避難を遅らせ、健康被害を拡大させた。専門家は当時、日本では起きないような事故と説明した。

 福島第一原発事故では、4号機の燃料プールの水がなくなれば、首都圏まで避難の必要があると考えられた。燃料プールには「格納容器」はない。日本の原発も同じように危険だったのだ。政府や東京電力の情報隠しもあった。無用の被ばくをした住民もいる。危険性も秘密主義も、政治体制ではなく、原子力開発の宿命のようなものだった。

 チェルノブイリは多くの教訓を残した。

 一つは健康被害。主に牛乳を飲むことで放射性ヨウ素が子どもの甲状腺に取り込まれて甲状腺がんが多発した。福島では牛乳の摂取禁止などを早期に実施し、内部被ばくを抑えることができた。
 

原発再稼働に反対の方、応援クリックを!
にほんブログ村 環境ブログ 原発・放射能へ ⇒

続きを読む

このページのトップヘ