安倍政権になり、秘密保護法、安保法、加計、森友、教育、労働に次々と、安倍首相自身の強い思い入れ、お友達便宜行政の問題がいっぺんに噴出してきた。

森友の文書改ざん問題では、改ざんをやった理財局の犯人探しが行われているが、もとももとは安倍夫婦の働き掛けがなれば、こんな事態にならなかった。

加計にしても、安倍首相の「魔法」の力を行使しない限り、決して岩盤など動かないものだ。「総理のご意向」文書は正に直接的な「魔法」の証拠である。この文章を偶々書いた優秀な若い女性職員は、外郭団体に異動させられたという。

片や、安倍昭恵夫人に仕えた谷査恵子は口封じのためかイタリア大使館の一等書記官に大栄転している。ノンキャリアが一等書記官などあり得ないという。

伊藤詩織氏が安倍首相と昵懇の山口敬之にレイプされ、山口を成田空港で高輪署の刑事が逮捕する直前に、官邸サイドから当時の警視庁刑事部長だった中村氏に話が行き、逮捕状を握りつぶされたという話は余りに有名である。

元文科省次官の前川氏が名古屋市の中学校での講演に対して、自民党の議員から指示で文科省が出会い系バーに行っていた人物が講義などしていいのかと圧力を掛けた。

安倍政権以前には、これほどあからさまで陰険な干渉は無かった。もし、これが、見識ある中学校長、河村市長でなかったら、潰されていたかもしれない。

以下の記事は、あまりテレビで話題にあがっていないが、北大山形助教が、エネルギー環境について高校で講演を行うので、資料を事前に高校に送ったところ、翌日夜、経産局資源エネルギー環境部の八木雅浩部長と課長が研究室に来れ、内容が偏っているので変更してほしいと話したという。

これは学校が経産局にチクったのか、経産省が目を光らせていて、飛んできたのかはわからないが、まるで昔の特高のような感じだ。前川氏の講演の例と合わせて気持ち悪い。陰湿さえ感じる。

政府に歯向かった人物や政府の推進している政策と反する人には、わざわざ東京から威嚇に飛んでくる陰湿さに驚く。異常な事態である。こんなことが、堂々とまかり通るのは正に安倍政治の怖さであり恐ろしさである。


講演での原発短所指摘、経産局が変更要求 高校で開催
2018年4月5日

北大大学院工学研究院の山形定(さだむ)助教(環境工学)が「ニセコでエネルギーと環境を考える」と題し、北海道ニセコ町立ニセコ高校で行い、生徒や町民が参加した。

山形助教が同11日、学校に講演資料を送ったところ、翌日夜、経産局資源エネルギー環境部の八木雅浩部長と課長が研究室に来た。福島第一原発事故の写真を「印象操作ではないか」と指摘、「原発は本当に安いのか」とした部分は「別の見方があるのではないか」などと話したという。