天木直人のブログ 2018-03-15

   これには驚いた。
 知らない間に佐川の証人喚問で手を打って、来週から国会審議が始まるという。

 これは絶対にダメだ。
 物事には勢いというものがある。

 窮地に陥った安倍の息の根を止めるのは今を置いてない。
 一気に攻めなくてはいけない。

 音を上げて投げ出すまで、すべての国会審議をボイコットする覚悟がなくてはいけない。

 折から安倍昭恵がフェイスブックで国民を逆なでする事をやった。

 「野党の馬鹿げた質問ばかりで、旦那さんは毎日大変ですね」という投稿に、「いいね!」ボタンを押していた事が明らかになったというのだ。

 もはや安倍昭恵の証人喚問なくして森友疑惑は終わらせてはいけない。
 そして安倍昭恵の喚問こそ安倍を辞任させる最後の切り札だ。

 昭恵を出席させるぐらいなら首相を辞した方がいい、という事になる。
 その最後の切り札をあっさり放棄したのだ。

 佐川の喚問が安倍昭恵喚問の第一歩だなどと馬鹿な言い訳をしているが、逆だ。
 佐川の喚問に応じて大譲歩した振りをして、安倍昭恵の喚問を潰す。

 それこそが自公政権の悪だくみなのだ。
 いまや佐川を喚問しても何の成果もない事は明らかだ。

 のらりくらりでごまかされて終わる。

 そしてたとえ佐川を犯罪人に仕立てても、安倍政権にとって痛くも痒くもない。
 まさしく財務官僚を悪者にして逃げるシナリオの完結だ。

 繰り返して問う。
 佐川喚問の取引は野党の総意なのか。

 共産党は了承しているのか。
 共産党もまた審議に応じるというのか。

 今朝の新聞を見ると福山哲郎幹事長が二階幹事長と電話で協議して容認したとなっている。
 辻元清美国対委員長が森山裕国対委員長と電話協議し週明けの集中審議で合意したという。

 こんな重要な取引を電話で済ませどうする。
 二階や森山の誘いに乗ってどうする。

 たったひとつの判断ミスが流れを一変させ、窮地に追い込まれていた巨悪が息を吹き返す事がある。

 そして、その時は、手のつけられないほどの巨悪の逆襲になる。

 こんな事では4月初めの安倍訪米を阻止することなど夢のまた夢だ。
 安倍訪米を許せば、安倍は日米同盟強化を引っ提げて凱旋、帰国し、蘇生する。

 99%追いつめたはずが99%追いつめられる事になる。

 私の懸念が見事に的中した。

 そもそも立憲民主党が野党第一党になった時点で、自民党に丸め込まれる事は目に見えていた。

 顔ぶれが悪過ぎる。
 立憲民主党はその名と裏腹に反共であり、自民党の補完勢力なのだ。

 権力にすり寄り、世論に迎合する連中ばかりなのだ。
 私の懸念が外れる事を願うばかりだ。

 私が間違っている事を祈るばかりだ。
 立憲民主党が安倍自公政権を倒してくれるならもはや私の出る幕はない。

 消え去るのみである(了)