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これはひどい閣僚答弁  衆院予算委

 居直り、言い間違い、アメリカ従属――安倍内閣の閣僚の答弁のひどさが衆院予算委員会の審議で際立っています。8日の同委の審議を振り返ると―。

居直る
茂木経済再生相

 自身の秘書らが選挙区内で線香を配った問題が問われている茂木敏充経済再生相。ところが、野党がこの問題を追及すると、茂木氏は「(野党の)各議員に対して、さまざまな事例の報道もある」と述べ、他の議員もやっているのだから問題ないと開き直る答弁。

質問にまともに答えず、「公選法の解釈・運用については、所管省庁にたずねてほしい」とはぐらかしたうえに、「政党支部の活動であるから適正適法。野党の幹部の方も同様の説明をしている」「悪いことをしているのではないか、という憶測にもとづく質問は控えてほしい」と居直り続けました。

ゆるむ
江崎沖縄・北方担当相

 江崎鉄磨沖縄・北方担当相は、沖縄振興に関する予算案で概算要求から減額された事業を聞かれても、「答弁を差し控える」と述べて答えられず、審議がたびたびストップ。役人から渡された紙を読み上げて「一括交付金が650万円減額になっている」と述べたものの、野党議員から「650万円?」と聞き直されると、「あー、失礼。億円、億円、65億」と訂正するなど、あまりに緊張感のない答弁姿勢が目立ちました。

 江崎氏は、安倍改造内閣で初入閣した際、国会答弁について「お役所の答弁書を朗読する」と語り、批判を浴びた人物。江崎氏は7日の衆院予算委でも、「北方領土の日」を「沖縄北方の日」と言い間違え訂正しています。

米追随
河野外相

 河野太郎外相は、対北朝鮮政策について「トランプ米大統領が『すべての選択肢がテーブルの上にある』と述べていることをわれわれは高く評価している。現時点で北朝鮮問題について日米は100%ともにある」と強調。米国が否定していない先制攻撃は国際法で禁じられていますが、河野氏は「米国が国連憲章に違反するような行動をとることは想定していない」と答え、異常な対米追随姿勢を示しました。

 河野氏は、核の先制攻撃まで保持するとしている米国の核戦略についても、「さまざまな米国の核戦略があろうと思う」と擁護までしてみせました。