最近の新聞には、安倍政権による憲法9条否定の政策がこれでもか、これでもかと毎日のように並んでいる。

 過去最大にふくれあがった18年度の防衛予算。

 しかもその中には敵基地攻撃用の巡航ミサイル(トマホーク)まで含まれるようになった。
 それでも足りないとばかりに、17年度の補正予算で、さらに1900億円の予算を計上し、地上配備型ミサイル迎撃システムを前倒して購入する。

 いまや当たり前のように米軍との共同軍事演習を繰り返し、核兵器搭載可能なB52戦略爆撃機が日本周辺を我が物顔で飛来するようになった。

 沖縄の幼稚園に米海兵隊ヘリから落下物が落ちたというのに、米軍がこれを否定し、日本はそれを鵜呑みするしかない。

 自衛隊出身のヒゲの佐藤が、シビリアンコントロールなどクソくらえとばかり、外務委員会で自衛隊員の服務宣誓を外務副大臣就任の決意として読み上げたというのに国会が止まったという話しは聞かない。

 極めつけは、米国の核抑止力を優先し、核兵器禁止条約をボイコットしたことだ。
 ついこの間までの日本の政治では考えられなかったことだ。

 ここまで憲法9条違反の外交・防衛政策が毎日のように新聞記事にされているというのに、国会ではそれを本気で追及する議論が聞こえてこない。

 いまや外交・安保政策の憲法9条違反を国会の場で鋭く追及できるのは、共産党しかなくなった。

 ところが、その共産党が、野党共闘による連立政権入りを優先するようになったものだから、追及の迫力がまったくなくなってしまった。

 これでは日本の外交・防衛政策は危うい。

 共産党はもとの確かな野党に戻るべきだ。
 本来の平和政党に戻るべきだ。

 そのほうが共産党らしいし、存在価値も示せる。
 そんな共産党が懐かしい。

 何とかしなければ共産党ですら危ういと思う(了)