第3次安倍政権の支持率はほとんど上昇しなかった。その後の、加計学園の関係者が官邸を訪問し、柳瀬元秘書官に会っていたことは、朝日新聞の断定報道で暴かれた。

また、自衛隊の日報問題も稲田前大臣の委員会出席拒否で、世間的には、これまた稲田氏が報告を受けたが隠ぺいしたことも明らかになった。これでは、内閣支持率は、来月には、また減少すると思われる。

野党にとっては、勢力回復に絶好のチャンスである。その中で、民進の代表選挙が始まった。前原氏と枝野氏の代表選に臨む表明を聞いてみた。

両者の主張を聞いた結果、自分が選ぶとしたら枝野氏の方だった。特に、明確に安倍政権と対峙していくと力強く述べたことが印象的であった。それに対して、前原氏の話は、少し抽象的であった。

原発問題について、両者原発を止めると言っていたが、枝野氏は当時官房長官として原発対策の最前線にいて、今でもあれで良かったか、もう少し何とか出来なかったかと反省し、直ぐにでも原発を止めると述べたことは、前原氏よりは枝野氏の方が心に響いた。

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特に野党共闘について、両者の言い分を注意して聞いた。なぜなら、どちらが代表になるかで、野党勢力の趨勢に大きく影響するからだ。

共闘ついては、かなり両者気を付けた言い方をしていたが、枝野氏は綱領を曲げてまでは共闘はしないが、野党共闘はやると述べた。
前原氏は共産党と名指しはしなかったが、考え方の違う党は組まないと述べていた。

自由の小沢氏は、共産も含めた野党共闘(オリーブの木構想)をすべきと述べている。実際に山本太郎氏は、東京都議選でも共産候補を応援している。森ゆうこ氏も少なからず共産の支持を受けていた。

野党が、政権を本気で取るためには、共産の協力を取り入れない限り困難と思っている。各地区に2、3万票の固定票を持っている。その点については、小沢氏は現実主義者である。勝つためには、Give and takeを考えている。

綱領、綱領と言うが、人間がそこで生活する上で、根本的な違いはないと思っている。また、全ての考えが違っている訳でもない。その点、前原氏は共産との共闘は否定していると言われている。

むしろ、憲法感は、細野氏らと似て自民に近いと思われる。表明会見では、憲法についての考えは避けていたように見えたが、枝野氏は現状憲法維持と述べている。

現時点での民進の中の両陣営の支持者は、産経新聞によれば、前原氏は5グループ(計約80人)の支援を取りつけているという。枝野氏方は1グループ(約20人)にとどまり、前原氏が国会議員票で一歩リードしているといわれている。これは意外である。地方議員、サポーターの票が趨勢を決める。

民進の代表が、前原氏になれば、野党共闘の機運が薄れ、また混沌として、再編がまた起こる可能性がある。枝野氏は民進の中のバラバラ感を感じているらしく、代表になれば、週3日程度、午後6時~9時ごろまで、所謂飲み会を開催し、党内の風通しと結束を強めると述べている。これにはかなり本気度がみられる。