自白強要しても「注意処分」でチャラ。日報隠蔽しても大臣辞職で幕引き、内部文書破棄しても官僚は大出世、あげくに「ここは質問に答える場所ではない」と記者会見で発狂する官房長官・・・
ああ、日本が壊れていく!!

 万引きの疑いで事情聴取された中学生が、警官からヤクザまがいに脅されて自白を強要されていたってね。中学生の父親がICレコーダーを持たせて録音していたおかげで発覚したってんだが、録音していなかったらそのままウヤムヤにされていたんだろう。

結局、中学生の万引きへの関与は認められなかったってんだが、取り調べた警官は注意処分でお咎めなしだと。

警官の取調室における恫喝ってのは常態化しているわけで、当事者への厳罰はもちろん、取り調べの全面的可視化をしない限り、こうした下衆な警官は後を絶たないことでしょう。

・取調官少年に暴言 弁護士会警告
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20170810/5903811.html

 人権無視とも言える暴言吐いても「注意処分」でシャンシャンとはなんとも手ぬるいもんだが、手ぬるいとくれば国会議員のシェンシェイほどその恩恵に浴している人種はいない。

閉会中審査への出席を拒否した網タイツ・稲田君なんかその最たるもので、日報隠蔽容疑をかけられているってのに、大臣辞職したからそれですべてチャラだとさ。

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・日報問題 防衛相、再調査を拒否
https://mainichi.jp/articles/20170810/k00/00e/010/270000c

 こうした手ぬるさは森友学園疑獄、加計学園疑獄も同じで、だからこそ官僚どもは平然と議事録などの文書を破棄しちまうんだね。自分たちには司直の手は伸びない、ってタカをくくっているわけだ。

なんてったって、日本の国会は独自調査の権限が極めて脆弱ですからね。政治家や官僚の疑惑は、与野党一体となった委員会を設置して徹底的に追求するアメリカとは雲泥の差だ。

 こんなんだから、財務省と森友学園との国有地買収にまつわる録音テープが出てきたりしても、「何それ?」で終わっちまう。

加計学園疑獄では、今治市の職員と首相秘書官が面会していた事実が発覚したってのに、これまた「だから何?」でスルーされちまう。

・学部新設、面会後に動く 首相秘書官、加計幹部に応対
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170810-00000033-asahi-soci

 本来なら、新聞・TVがここを先途とキャンペーン張らなくちゃいけないんだよね。近頃は、「メディアにも責任はある」って口にするコメンテーターなんかもいるんだが、結局は口先だけのアリバイ作りなんだから、さらに罪深い。

 顔も頭も貧相な官房長官・菅君は、東京新聞の望月記者の粘り強い質問攻勢についに白旗上げて、「ここは質問に答える場所では私はないと思います」って思わず口にした。これですよ。こうやって執拗に質問を繰り返す。それで相手が根負けすれば、本音のひとつもポロリと出てくるんだね。

・菅官房長官が壊れ始めた! 会見で「ここは質問に答える場所じゃない」、自分の著書のことを「知らない」

 森友学園疑獄、加計学園疑獄、日報隠蔽問題の3セットを幕引きさせないためには、メディアの粘り強い調査報道こそが必要なんだが、いまの日本にはそれがない。それこそが、この国が抱える最大の悲劇なのだろう。