加計学園の文科省での「総理の意向」の文章が出て、第二の森友事件に発展している。この文章は、日付、発行者などの記述がないので、政府側は「怪文書」と片付けようとしている。

この文書は、確かに公式なものではなく、メモ的なものもあると思うが、これは持ち出した人物の特定をわからなくさせようとしているからと思っている。なぜなら、日付や名前が書かれていると、すぐに人物が特定され易いからだ。特定されれば、クビものである。

上記に関連して、日刊ゲンダイ紙に

「総理の意向」伝えた忖度大臣 山本創生相に“動かぬ証拠
と題して、その記事が掲載された。

これによれば、昨年11月9日の「第25回国家戦略特区諮問会議」で、特区担当の山本地方創生大臣が、以下のように述べたことが動かせぬ証拠として議事録に残されていた。

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「前回の会議で、重点課題につきましては、法改正を要しないものは直ちに実現に向けた措置を行うよう総理から御指示をいただきました」

「今般、関係省庁と合意が得られたものを、早速、本諮問会議の案として取りまとめた。内容といたしましては、(中略)新たなニーズに対応する獣医学部の設置(中略)となっております」

と、はっきり総理からの指示がなされたことが書かれているという。

安倍氏は加計氏のことを、腹心の友と言っている。「腹心」とは「心の奥」という意味である。安倍氏にとって、夫人以外に最も大切な友ということだ。

いくら安倍氏が腹心の加計氏のためにやったと言わなくても、外から見れば、30億以上の土地が無償となり、建築などの費用は今治市と県の折半で出されるという。

それも、方針が決まってから、森友学園と同じように1年程度で工事が始まっている。

これこそ、80%以上の値引きで土地購入が可能となった森友学園とまったく同じ構造である。加計学園グループの幼稚園の園長が昭恵夫人が名誉園長ということも同じ構図である。

いくら、口で強弁しても、一般人から見れば、何か裏であると思うのが普通の感覚である。

こんなことをしている安倍氏の人気が下がらないのは、異常だ。また、自民の中にも、おかしいという声が出てこないのも異常である。

アメリカでは、トランプ大統領のロシア疑惑を正すべきと、同じ共和党の中からも声が出てきている。ここに日本の民主主義の稚拙さが現れている。