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参院選2016.6.22 15:52

第一声を行う「生活の党と山本太郎となかまたち」の山本太郎共同代表=22日午前、東京・JR新宿駅南口(鈴木健児撮影) 

 生活の党と山本太郎となかまたちの山本太郎代表は22日午前、東京・新宿駅南口で第一声を行った。
「安全性も担保されていない原子力が再稼働され続ける。いつ地震が来てもおかしくない状況にあるのに、どうして原発をとめられないのか」などと述べた。

詳報は次の通り。
 新宿駅周辺をご通行中の皆さん、おはようございます。生活の党と山本太郎となかまたち共同代表の山本太郎と申します。よろしくお願いします。

 なんて生きづらい世の中なんだ。自分が生きてて、自分自身が生きてて、許されていると自分で感じますか。世の中からあなたが必要とされていると感じますか。なかなかそんなこと感じづらい。どうしてですか。

役に立たなきゃ生きていちゃいけない。生産性がなきゃ生きてちゃいけない。そんなふうに思わされてないですか。誰かの役に立て。会社の役に立て。国のためになれ。国の役に立て。

そんな空気が流れている中、あなたがあなたらしく生きてて、それでいいんだよ、という世の中を目指したい。じゃあ、そのためにはどうしたらいいのか。
 
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 今、あなたの生活、苦しくないですか。生活が安定していなければ、自分自身の中にバランスの取れた気持ちがなければ、前向きに生きることなんて難しいですよね。

飢えることなく、住む所にも困ることなく、そして文化的な暮らしができるような、少しでも演劇とか例えばライブとか読書とか、いろんな文化的なことにふれられるような余裕がなきゃ、生きている意味なんてないですよね。ただただ働けってか。今広がっているのは長時間労働、低賃金。「これをどうやって是正するんだよ、国は」って話なんですけど、やる気はございません。

 大企業、過去最高益をあげている。ここ2年。その大企業に対して税金は安くなるばかり。この税金が減っていった分を何かで補わなければならない。何で補うか。皆さんへの増税です。もうかっている人たち、お金持ちはよりお金持ちになり、その一方で、首が絞まっている人たちはより絞まっていく。

 これは一体何が原因か。選挙が原因なんです。選挙のときに応援してもらうために大企業から組織票。日頃からの政治活動のために大企業から政治献金。じゃあ、その人たちが国会に入った場合、誰の応援をしますか。国会の中に入ってルール改正をしたときに、誰のためのルール改正をしますか。

 安倍晋三政権が始まってからの3年間、この国に生きる一人一人に光が当たらずに、1%、いや0・1%の人たちにしか光が当たっていない状況なんです。具体的言えば、企業への大減税。これにより300兆円を超えるような内部留保をため込んでいる。

でもこれ、ため込んでいる企業が悪いんじゃない。しっかりとした税制で取るべき税金を取らないという政府のやり方が、皆さんの首を絞めている。お金がないわけじゃない。確かにお金はあるけれども、自分の支持者たちからはお金を取れない。それだけなんです。

 その一方で生活が苦しい。この国に生きる62・4%という人たちが、生活が苦しいといっているのに、一般の方々からどんどん、どんどん薄く広く取ろうとしている。これじゃ経済よくなる訳ないですよね。

 経済を良くするためにはどうするか。個人消費を押し上げるしかない。でも、個人消費どころじゃない人たちがたくさんいる。ワーキング・プア。安倍政権に入ってから1100万人を突破した。年収200万円以下。

それだけじゃない。非正規労働者、4割超えてます。4割非正規労働者。平均の年収は170万円ぐらいですよ、だいたい。それで保険払っていろんなもの払って、家賃、食費、光熱費…。一体いくら残るんだ。残りませんよ。貯金ゼロ世帯が3割。若年層は貯金ゼロ5割。この国、このままいったらどうなるか。格差がますます広がっていく。

 この国を本当に持続可能な形に回していくならば、まず税金の取り方を変えなきゃいけない。取れるところはある。企業は税率の半分以下ぐらいしか払っていないんですよ。あまりにもあり得ない不公平。これを是正していきましょうよ。

 そして、エネルギーのあり方。どうして原発がやめられないか。全ては政党と、そして官僚と、そして経済界、利害が一致しているからですよね。

皆さんのリスクになることしかない原子力が、安全性も何も担保されていない原子力が、この後も再稼働され続ける。いつ地震が来るか分からない。南海、東南海、首都圏直下、東海地震、いつ来てもおかしくないような状況にあるのに、どうして原発をとめられない。

 エネルギーの問題じゃない。エネルギーは足りている。シェール革命が起こって全体的にエネルギーは値段が安くなっているじゃないですか。そして、この国にぴったりな、それぞれの地域にあった少水力電力であるとか、小規模水力であるとか、風力であるとか、それぞれの地域に合ったエネルギーを生み出せない理由は何なんですか。本当はもっとそっちに補助金がおりなきゃいけない。でもそんなことさせない。

 電力の自由化といったって、あんなものは上っ面だけなんです。なぜならば、送電線、電気を送る線を支配しているのは今まで電気事業をやってきた大手なんですよ。やっている主体は違うかもしれない。でもしっかりとみていくと、それは大きな電力会社が今でも送電線を支配している。じゃあ、送電線の使用料だけで新規参入してくるところなんておいしい思いできないじゃないですか。だとしたら、電力自由化なんて送電線が担保されなきゃ、私たちの手に渡らなきゃ自由化なんて、本当の自由化なんて訪れないことなんです。

 いろいろしゃべりました。あまりにも不公平、あまりにもいびつな社会になっている日本。その原因は政治にある。あなたの生きづらさ、あなたが今日、何とか生き残って、この社会で、そして今月やっと乗り切れたという状況を続けているにもかかわらず、この国はあなたのことを思っていない。あなたは、私は、切り捨てられる候補の一番手なんですよ。順番が違う。先にあいつが切り捨てられるか。その次はあなたか私か。それぐらいの差でしかない。はっきりしている。

 1%にコントロールされたこの国。この国だけじゃない。世界中がそう。グローバリズム、新自由主義、コーポラティズムとの戦いはもう始まっている。

政治をコントロールしているこの国の勢力。先ほど言ったとおり、まずは日本経団連ですよ。日本経済団体連合会。この部分はテレビでは絶対流せない。なぜなら各社のスポンサーだから。1300社以上の大企業と関わっている経済団体連合会、ろくでもないです。
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 どうしてか。政治をコントロールする、票と企業献金で。そして政治に対して提言を行い続けている。提言という名の命令を。2015年までに消費税を19%まで上げるといっている。そんなもの上がるわけないと思っているあなた。とんでもない。

過去に経団連がそのような形で政治に提言して叶わなかったことはほとんどないんです。例えば派遣法の改正。例えば消費税増税。例えば集団的自衛権。例えば憲法改正への動き。例えば外国人労働者の流入…。

 みてください。今この世の中の首を絞めていくような原因、それをつくり出しているのは今の政治をコントロールしている人たちなんですよ。あなたの生活が苦しい理由は、あなたのせいじゃない。あなたが生活が苦しく、生きていていいかどうか思えるのはあなたの責任じゃない。その責任の多くは今の政治にあり、そしてこの社会的な構造にある。

 これを変えるためにはどうしたらいいか。一人でも長いものに巻かれずに本当のことを言う、そしてあなたのために汗をかける、そんな候補者をぜひとも選んでいただきたい。政党じゃない、個人でみていただきたい。

 私はこの東京選挙区から自信を持って、そして山本太郎はやらかしまくっていると言われますけれど。でも、そこで爪跡を残さなきゃ、とんでもないことになるっていうことなんですよね。例えば牛歩。「どうしてあいつ国会で一人牛歩やってるの。バカじゃないのか。とんでもない」(と批判されるが)、とんでもないことが裏で起こっているから牛歩しなきゃいけないんです。

 皆さん、気付いてほしい。何が行われていたか。安保法案。安保法案は誰のためにするのか。この国を取り巻く安全保障環境が著しく変化したから安保法案が必要なのか。いや、違う。

イージス艦1隻2500社の企業が関わり、戦車1両1300社の国内企業が関わり、戦闘機1機つくるのに1200社の国内企業が関わる。この部分に関して「俺たちにも税金を横流ししてほしい」という経団連の中にある防衛産業委員会がずっと動いてきた。

これが裏にある。緊張が高まれば、不安が高まればもうかる企業がある。金ももうけが悪いといっているんじゃない。真っ当な商売をしてくれ。この国が持続可能になるような商売をしてくれ。それができるはずだろう。

 もし、今言ったような話、安保は誰のためにあるのか。一番大きな理由は、企業努力を諦めた、軍事産業で自分たちの懐を肥やそうとしている人間。これがスタンダードになったらどうなる。これがスタンダードになったらアメリカのようになる。武器を開発する、武器を作る、武器を売る、武器を使う。このサイクルを完成させなきゃ。それを望んでいるのが、今、安保法制を後ろから押し進めている経済団体の狙い。

 だとするならば、この国の主な産業が軍事になってしまえば一体どうなるか。建国、国ができてから240年のアメリカ。その90%以上を戦争し続けている。戦争で経済を回さなきゃ国が回らなくなる。そんな、そんなデタラメな国の運営なんかあるかよって。持続可能でなきゃ、国がある意味なんてないよ。

 税金を取って、そして本当に正しい分配、弱っている人に、立場の弱い人たちに手厚く(するべきだ)。どうしてそうするか。自分がいつまでも健康でいられるか分からないから。明日あなたは健康で今日と同じ姿でこの街に降り立てるか。それは分からない。この後、車にひかれるかもしれない。この後、脳の血管が切れたり、心臓が止まったりするかもしれない。そして五体満足という形、そして健康という状況で生きられなくなるかもしれない。

 そのときのためにセーフティーネットがあり、国があり、支え合うシステムがあるんですよね。税金の取り方を変えればいい。税金の取り方を変えて、そして分配を変えればいい。ただそれだけ。どうしてそうしない? できるわけがない。原因は選挙。自分たちの支持者が企業減税を望み、みんなへの増税を望み、そして労働者への切り捨てを望んでいる。だから企業の代表が国会に入り、そしてそのルール改正を日々行っている。

 次切り捨てられるのは、あなたですか。次切り捨てられるのは、あなたの横にいる人ですか。隣にいる人を蹴り落としながら、それでも自分が生きていかなきゃいけない。そんな社会を変えたい。生きづらい。生きづらすぎる。その原因は国や政治にある。それを変えられる。だからこそ紹介したい。

この東京選挙区から、自分の人生、一度横において、誰も手を挙げたくないという状況の中、自分の人生を横に置いて手を挙げてくれた。この人なら一緒に牛歩やってくれるよ。つらいね。一人だもん。よくここまで自殺しなかったなって状況ですよ。死んでたまるか。この国が変わるまでは。だから力を貸してほしい。三宅洋平、三宅洋平を国会に連れて行ってください!(拍手)